『ああっ女神さまっ』TVアニメ版の憶測(^^;
現在TVアニメ化されている『ああっ女神さまっ』は最初の1、2話までは「なんという展開の遅さ!」と思ったが、第4話まで見ているうちに(今日は第5話目「ああっひとつ屋根の下でっ」が放送されるが)、なんとなく合田さんの意図がだんだん見えてきたような気がする。
(私の勝手な思い込みかもしれないけど…(^^;)
『ああっ女神さまっ』のTVアニメ化のせいで(?)、藤島康介作の原作コミックのほうを第一巻から読み直しす羽目に陥っている(^^;
現在放映中のTVアニメ版『ああっ女神さまっ』と、藤島康介の原作『ああっ女神さまっ』を比較してみると、
あらすじ的にはTVアニメは、原作コミックに忠実な展開(進み方)をしているのだが、微妙にテクスチャーにアレンジが施されていることに気が付く。
それは、藤島康介氏が『ああっ女神さまっ」を月刊アフタヌーンに連載し始めたのは1988年(11月)であり、それに対しTVアニメの放送が2005年1月からであり、その差、約17年という長い経年による時代背景の変化を考慮しての、“アレンジ”ということではなさそうだ。
そのアレンジから読み取れる事柄を書く前に、藤島康介氏の原作『ああっ女神さまっ』のコミックについて触れておかなければならない。
藤島康介・作『ああっ女神さまっ』の単行本(現時点では30巻目まで刊行中)を第1巻から通しで一気に30巻+まだ刊行されていない連載中のストーリも含め読み返してみると、全体的な統制がストーリー的およびコンセプト的に取れていない(初期の頃と現在の作画の大きな違いは仕方ないこととして(^^;)、ということが見えてくる。
根底にあるテーマは、ひとことで言ってしまえば“愛”なのだと思うが、、、
特に、気になるなるのが、螢一のキャラ設定というか性格が、一定していないところだ。
今、改めて、最初のほうの『ああっ女神さまっ』を読むと、初期の頃の螢一と今の螢一とでは、まったくの別人物のようだ(^^;
原作コミックの中で、この作品の統一感を持たせるための、核の一つになっていたのは「女神(永遠の命をもつ者)と、ただの人間である螢一(命に限りのある者)との愛のゆくへは…」というテーマーであった。
今まで核としながらもその答えをわざと曖昧にしておくという形でひっぱってきたテーマを、2000年に公開された、劇場版『ああっ女神さまっ』(合田浩章監督)のオリジナルストーリー上で、その“答え”を出されてしまった。
(余談だが、この劇場版『ああっ女神さまっ』を見て、ウチの同居人は涙を流して泣いていた…(^^;;;『ザンボット3』を見ても泣かないようなヤツがなんで、劇場版『ああっ女神さまっ』で泣くんだ~(--;)
このことが、原作の連載のほうの『ああっ女神さまっ』に少なからず影響を及ぼしたように、私は感じる。
読者の中には、月刊アフタヌーンの『ああっ女神さまっ』(藤島康介・作)が、マンネリ化・惰性化しているとか、昔のようなインパクトを感じなくなったという意見もネット上でみかけるが、それは、劇場版『ああっ女神さまっ』で、原作コミックでの核になっていたテーマの答えを出してしまったからなのではないのかと、思われ。。。
空中分解し始めているように感じてしまうのだ。
今後、コミックの連載のほうは、これから先どう最終的に収拾をつけるつもりなのだろう?と心配してしまうほど、テーマ性を失い、なんだか無限ループに入り込んでしまっているように思える。
今年(2005年)の1月からTVアニメが始ったのは、劇場版『ああっ女神さまっ』の穴埋めというか、17年間連載が続いている藤島康介の原作コミック『ああっ女神さまっ』のテーマを明確にし整理し、再構築することが目的なのではないのかと、3話目以降を見て感じるようになった。
それに、『ああっ女神さまっ』のコミック連載当時の絵やタッチも余りにも現在との落差が激しいので、作画面での統一感もアニメでフォローしてくれるのは、見ているほうもホッとする。
(但し、TVアニメのほうも、作画監督によって回によって絵が崩れるのがちょっと気に食わないが(^^;)
まだ、放送序盤戦であり、今後のTVアニメ『ああっ女神さまっ』がどう展開していくのかは、予断が許されないが(スポンサーやTV局の都合や製作スタッフの内情により、打ち切りになったり、変動が激しいのがこの世界なので)、うまくまとめてもらいたいと願っている。
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時間:106 分
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音声:日本語
画面サイズ:ビスタ


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